伊香保の温泉のルーツは万葉集の時代に遡り、その後戦国時代になると傷ついた兵士を癒すため
温泉郷が拓かれました。明治から昭和にかけては夏目漱石、与謝野晶子、徳富蘆花、竹久夢二など
多くの文人墨客も訪れ、人々に愛されてきました。
2種類の泉質が愉しめる数少ない旅館
古くから湧く「黄金の湯」は、茶褐色に染まる湯色からそう呼ばれ、
トロっとした柔らかな肌あたりで、体をじっくり温めるお湯は、「子宝の湯」として親しまれています。
もう一つ、平成に湧出した「白銀の湯」は、無色透明で、刺激が少なく、
小さなお子様やご年配の方にも優しいお湯です。
これら2つのお湯が愉しめるのは、伊香保の温泉宿でも数軒のみ。
異なる泉質がじんわりと旅の疲れをほぐし、心と体の芯から癒していきます。