Dining

地場野菜からブランド肉まで、
豊かな食材に恵まれた土地
群馬は食材の宝庫。利根川源流からの豊かな水と清涼な気候、そして標高差を生かして作られるいろいろな野菜や果物は、長い日照時間と昼夜の寒暖差によって、どれも旨みがぎゅっと凝縮されています。また、上毛三山の裾野で育ち、身が引き締まり、甘みのある脂がのった上州牛、くせのない美味しさの上州豚や、肉質に優れた地鶏など、ブランド肉も豊富。そして、清らかな湧水に育まれる群馬特産のギンヒカリや、ヤマメ、アユといった川魚など。ホテル松本楼では、一年を通して手に入る多彩で良質な地元の食材を使用し、和をベースにした創作料理でお愉しみいただきます。
新鮮だから、手をかけ過ぎない
「地産地消」ならではの贅沢
食材の多くは生産者の顔が見える地場産品です。なかでも農家から直接届く野菜は、その日の採れたて。新鮮な野菜には、それだけで力強い美味しさがあるから。まだ出始めの『走り』のものは、季節の香りを感じるみずみずしい前菜に。最も旬を迎える『盛り』のものは、その滋味を堪能できる一品に。最後の『名残り』は、その時期独特の風味や食感も愉しめるように。折々の素材に丁寧に向き合い、決して手をかけ過ぎず、そのときどきの味・香り・食感を存分に味わい尽くす。美味しい食材の最高の一瞬が手に入る「地産地消」ならではの贅沢をお届けします。
土地の食文化も感じられる
その時期に一番美味しい食べ方
春になると地元で出回る、こごみやわらび、山ウドなどの山菜。野趣あふれる味わいは、天ぷらやおひたしで独特の香りやほろ苦さを活かして。秋になり、原木シイタケが旬を迎えたら、まるごと焼き物に。肉厚の食感と香りの良さが引き立ちます。
また、海がない土地柄から地魚といえば川魚。夏の塩焼きが定番のアユなどは、地元では春の稚魚も美味しいので、頭から召しあがれるエスカベッシュで季節を先駆けて。素朴な地元の味わいを、その時期に一番美味しい食べ方でお召しあがりいただき、土地の食文化も感じていただけます。
五感で愉しめる一皿が、
大切な思い出の1ページを彩る
旬の美味しさを運ぶ一皿一皿の料理。味・香り・食感、そして目でも味わい、お食事のひとときを愉しんでいただきたい。そんな想いを込めて、季節ごとに器を選び、自然を感じるあしらいや、ときには遊び心のある演出を添える。前菜に始まり、お吸い物、冷菜、焼き物、煮物、肉料理、ご飯、デザートまでの全8品に、季節と土地柄を映して。お食事の時間が、旅先や記念日のひとときを、心楽しく、思い出深く彩ります。

お食事づくりのこだわり

主役は地元の旬の味覚
食材を見て、料理を考えます

当館は「ぐんま地産地消推進店」に認定されています。肉・魚・卵・野菜・果物など新鮮な地元の食材を前にして、「これをどう料理して、お客様に喜んでいただこうか」と、考えを巡らせることが料理人の喜びでもあります。献立が先にあるのではなく、食材によって料理を決めるから、主役はいつも地元の旬の味覚です。

ご朝食は、郷土料理も並ぶ
体に優しい和食中心のバイキング

ご朝食は和食を中心に多彩なお料理を取り揃えております。幅広の生麺を旬の野菜やきのこ類と煮込んだ郷土料理「おっきりこみ」、昔ながらのコクがある牧草卵を使った卵料理、自家製野菜ドレッシングのサラダなど、手作りの美味しさが満載です。

離乳食の一例。バナナはお食事の際にご機嫌が悪くても後で食べられるように、との調理長の想いから。

美味しさへのこだわりを込めた
離乳食、
お子様膳、刻み食、ヘルシー料理

赤ちゃんやお子様、ご高齢の方や食事制限のある方にも、ご一緒にお食事をお愉しみいただけるよう、特別メニューをご用意しています。離乳食は月齢に合わせて選べ、刻み食は見た目も華やか、ヘルシー料理は野菜をたっぷり使い食べ応え十分に。笑顔になる美味しさをお届けします。

心に残るお食事のひとときを
スタッフ全員でつくり上げています

心を込めてお作りした一皿一皿を、ホールの係員がお席へと運ぶ際には、何かしらお客様の心に残るような温かいふれあいを大切にしています。また、お客様から頂いたご感想はすべて厨房へも伝わり、おもてなしの向上や、新しい献立づくりに生かしております。